現場監督がこんまりメゾットをやってみた

現場監督の方はすっきりと片付いた部屋で過ごすために片付けたとしても、気づくとまたどんどんモノがあふれてきてしまい、結局片付いた部屋で過ごすことをあきらめてしまうことってありませんか?

そんな時にはこんまりメゾットを試してみることがおすすめです。

なぜなら、メゾットをすることにより本当に自分がときめく(大切な)モノだけが部屋に残るので、部屋全体がすっきりとし、心地よいものに囲まれた空間となるからです。

こんまりメゾットの本を3回読破し、メゾットを一度行って以降その快感に病みつきになり、年に一回はメゾットを行い片づけをしないと気が済まなくなってしまった私がメゾットの効果を中心に紹介します。

メゾットを行い、ぜひ「理想の暮らし」を手に入れてください。必ず毎日が今よりも気持ちよく過ごせます。そして、そんな部屋で暮らせればきっと理想の自分に近づけるはずです。

現場監督の部屋

現場監督のみなさんはどんな部屋に住んでいるでしょうか?

現場監督
現場監督

最近はちょっと荒れてるかな…。

私の場合、入社して初めのうちは1Kの賃貸マンションに一人暮らしで住んでいました。当時は朝から遅い時間まで仕事し、帰宅した後もさっさと食事や雑事を済ませて眠る直前まで遊んでました。休日も外出したり室内で過ごしたり、とにかくめいっぱい遊んで過ごしてました。ですので、家事の時間はほとんど無く、特に掃除や片づけはできるだけやらずに溜めに溜めてからまとめて行うことが多かったです。よって基本的に部屋は荒れ放題。食事のごみや洋服などが床に散乱し、足の踏み場が無い状況でした。

現場監督
現場監督

あー分かる分かる!片付けたいんだけど、時間が無いんだよね。

現場監督はとても忙しく拘束時間も長いため、休日が短いのは当たり前です。それでも当時はそれが普通で特に気になりませんでした。でも、たまに気分転換のために部屋の模様替えをする時があるのですが、うまくいきませんでした。その理由は、模様替えの直後は良いものの、徐々にモノがあふれごちゃごちゃして、気づけば収納も徐々に増えてゆき、何となくまた部屋が狭くなってくるのです。その後はまた気分転換のために模様替えを…のループです。

どんなに模様替えをしても、しっくりくることはありませんでした。

その後は2LDKの賃貸アパートで家族と同居するようになりました。部屋の面積は広くなったけれどモノの量は増え、しまうための収納も増えてゆきました。一人暮らしの時より掃除や片づけの頻度は増えましたが、例えば雑誌や掃除機など、いつも床に何かモノが置いてある部屋でした。

自分の家にいてもどこかすっきりした気分になれず、いつも心がごちゃごちゃ散らかっている気分でした。自分の好きなモノを買っても余計に部屋が狭くごちゃごちゃしてしまうので、買うのをあきらめ続けていました。

現場監督
現場監督

お店でいいな~と思って選んでも、いざ部屋に置いてみると違うな~って思うことあるよね。

そのためモノ自体の興味がどんどん無くなり、部屋の中の快適さなどどうでも良くなってしまいました…。

もはや自分の理想の部屋など夢のまた夢になっていました。

そんな中で転機が訪れます。家を買うことになったのです。せっかくならモノがないすっきりとした状態で新居に住みたかったので、引っ越し前に前から気になっていたこんまりさんのメゾットを試してみようと思いました。

こんまりさんとこんまりメゾット

まずは今回のメゾットを考案されたこんまりさんについて紹介します。

2010年に出版した『人生がときめく片づけの魔法』は世界40カ国以上で翻訳され、シリーズ累計1,300万部を超える世界的大ベストセラーに。2015年に米『TIME』誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出。2019年よりNetflixにて公開された『KonMari〜人生がときめく片づけの魔法〜』はエミー賞2部門にノミネートされ、同年で最も人気のあったノンフィクション番組1位となる。こんまり(KonMari)の通称でも知られる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

というものすごい方です。次にこんまりメゾットとは

  • STEP 1「理想の暮らし」を考えるあなたが片づけをしようと思ったきっかけはなんですか?モノを捨てはじめる前に、一度じっくり、片づけの目的を考えることに取り組んでみてください。自分が「片づいた部屋で生活している様子」がありありとイメージできるくらい、具体的に考えるのがポイントです。
  • STEP 2「モノ別」に片づける片づけられないのは、モノが多いから。モノが増えてしまうのは、自分が持っているモノの量を把握できていないから。モノの量を把握するために、カテゴリー別に収納から出して見てみることが重要です 。場所別ではなく、モノ別に片づけていきましょう。
  • STEP 3触った瞬間に「ときめき」を感じるかどうかで判断する片づけの極意は、「何を捨てるか」ではなく、「何を残すか」。モノを一つひとつ手にとって、触れてみることが重要です。体の反応を感じて、ときめくモノは残し、ときめかないモノは手放す。こうすることで、自分にとって「持っていて幸せになる」「心がときめく」モノだけに囲まれた生活を手に入れることができます。
  • STEP 4正しい順番で片づける片づけをするときは、衣類、本類、書類、小物類、思い出品の順番で進めていきます。この順番で片づけることで、「ときめき感度」が少しずつ磨かれ、スムーズに片づけを進めることができます。
  • STEP 5家にある「あらゆるモノの定位置」を決める「ときめくモノ」を選び終わったら、すべてのモノの定位置を「一つ残らず」決めましょう。
    一つでも住所不定のモノがあると、散らかる可能性が一気に高くなります。使ったあとは定位置に戻すだけで、片づいたおうちをキープできるようになります。
出典:オフィシャルサイトより

この5ステップに沿って進めてゆきます。

実際にやってみた

実際にトライしてみました。

「理想の暮らしを」考える

まずはSTEP1「理想の暮らしを」考える。私にとって理想の暮らしとは「ホテルのような部屋で暮らす」でした。

  • 床にモノが置かれていない
  • センスの良いインテリアがキレイに飾られている
  • 生活感を感じるような見たくないものが視界に入らない
  • 自分の好きなものに囲まれている
  • ゴミが落ちていない
  • そもそもモノが少ない

こんな部屋です。そんな非日常であるホテルのような部屋で暮らす人物と言えば、

  • 自分が思う成功を手に入れている
  • 自信にあふれている
  • 仕事もバリバリこなしている
  • 多くの年収を稼ぐ

そんな人しか居ないはず…。

そんな部屋で暮らせれば自分もそうなれるはず、そう、新しい自分になれるはず!

(あくまで妄想です。)

現場監督
現場監督

鼻息荒いね…。

STEP1が終わりました。

メゾットをやってみて

次にSTEP2~5です。このSTEPを実際にやってみたら、大人二人で丸々5日間かかりました…。

さようならしたモノの量は、中サイズ(30ℓ)のゴミ袋で27袋もできあがりました!!

現場監督
現場監督

えええ!どこにそんな量が…。

やってみた感想としては

  • とても大変で二度とやりたく無い
  • 部屋の中で過ごしている時、片付け前より気分が良い
  • イライラすることが減った
  • 残したものが生き生きし出した(サッカーシャツ、お皿、ワインオープナーなど)
  • 片付けが苦じゃなく、むしろすっきりするので楽しくなった
  • 家にどんなモノがあるのか全て把握できるようになった
  • モノが収納に収まる適正な量が把握できるようになった
  • そのため、逆にときめくものを買いたいと思うようになった

メゾットをやり終えた後の部屋の状態と、メゾットのSTEP1で妄想した「理想の暮らし」を比較してみると、

  • 床にモノが置かれていない
  • センスの良いインテリアがキレイに飾られている
  • 生活感を感じるような見たくないものが視界に入らない
  • 自分の好きなものに囲まれている
  • ゴミが落ちていない
  • そもそもモノが少ない

というまあまあの結果に。

メゾットをやり終えてから2年以上経過しましたが、やる前の状態にリバウンドはしてません!ずっとキープできています。

現場監督
現場監督

一度やったらそれが続くのはいいね!どうして?

二度とこんまりメゾットをやりたくないからです…。

そ、そんなに大変だったんだね。

ちなみに「理想の暮らし」を通じての理想の自分については、

  • 自分が思う成功を手に入れ
  • 自信にあふれ
  • 仕事もバリバリこなし
  • 多くの年収を稼ぐ

効果が表れるのはまだまだこれからのようですね…。

現場監督がやる上でのポイント

現場監督がこんまりメゾットをやる上でポイントとしては、

  • 事前に本を読みこんでおく
  • ゴミ袋など必要なものを準備しておく
  • 長期連休を使い一気にやる
  • 食事はいつも以上に手を抜き時間をかけない

です。とにかく時間の確保が難しいと思いますので本を読んでおくなど事前の準備や、大掛かりに一気にやり終える必要があるので長期連休がおすすめです。できるだけ集中できる状態が良いので仕事の電話が鳴らない連休が良いでしょう。

特にメゾットのSTEP3は一つ一つのモノに向き合うことになるので集中力が必要です。結構頭も疲れました。

現場監督
現場監督

なるほど、だったら気が散らないほうが良いよね。

そうですね。モノと向き合う中で自分の中の「理想の暮らし」について深掘りしていく作業になるので、もはや自分と向き合っている感覚でした。

まとめ

現場監督がこんまりメゾットをやってみたところ、その効果は絶大で以前の部屋とは比べ物にならない状態で日々過ごせるようになりました。以前は気づくと床にモノが置いてある状態でしたが、メゾットをやって2年以上経つ中で、その状態を見ることは無くなりました

なぜなら、もしもまた部屋がモノに溢れあのメゾットをもう一度やることになったら…、それだけは避けたいと心から思うほど、メゾットが非常に大変で二度とやりたく無いからです。そして何より、一度このすっきりした状態を味わってしまったので、まめに片付けないと気が済まない性格になったからです。

このすっきりとした気持ちは一度感じたら病みつきになります。マインドが変わったことが一番大きいかもしれませんね。

現場監督
現場監督

片づけをして自分が変わるってすごいことだよね!

夢のまた夢とあきらめていた「理想の暮らし」に自分の部屋が近づいたことで、大きな自信になりました。

例えば仕事で使うデスク周りの整理も、誰かに注意されるくらい散らかった状態まで放置してそこから一気に片付けるより、時間がある時に少しずつ片付ける方が結果として楽ですし、すっきりしたデスクの方が仕事がはかどります。それと同じで、大掛かりに片づけをするよりも気づいたときにちょこちょこ片付ける方が楽だし、「理想の暮らし」に近い状態に部屋をキープしている方が心がすっきりして落ち着きます

ですので是非時間を作ってこんまりメゾットをやってみてください。今よりも自分の家で過ごす時間がすっきりと気分よく過ごせるようになります。気分が変わるなんて小さなことかもしれません。でもそれが毎日続くのも結構いいものですよ。

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