仕事が忙しすぎて会社に行くのが憂鬱になったことありませんか?
仕事をやらされている感覚になったことありませんか?
そんな時は「ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言」という本を読めば解決できます。
恵まれた環境で仕事ができているという視点で、自分のために会社を使ってしまいましょう。
激務である現場監督の仕事を15年以上経験してきた中で学んだ考え方を紹介します。
きっと毎日の仕事がより充実したものになるはずです。
激務!現場監督の仕事
特に現場監督の仕事は大変忙しく常に何かに追われる仕事です。
現場監督の主な仕事とは建物が完成するまでの道筋を立て、その進捗を管理することです。
その中で大きく4つのことを管理してゆくことになります。
- 工程管理
- 原価管理
- 安全管理
- 品質管理
何だか難しい話になってきたな。
現場監督の仕事がどのように忙しいのか
イメージを紹介します。
現場監督の4つの管理
工程管理
工事の開始から完了までのスケジュールを作り、その進み具合を管理することを言います。
家が完成するまでは多くの工種の業者さんが携わります。それを適切な順番や日数で手配して
ゆくのです。忙しい点は予定がずれた際の調整です。始まる前にスケジュールを組んだら
終わりではありません。例えば天気によって、ミスによって、業者さんが決まった
日数よりも予定より長く工事日数がかかってしまった場合には、その後の予定を調整する
必要が出てきてしまいます。
原価管理
原価管理は主に工事を請けてもらう業者さんなどに工事代金を支払うことです。
工事や材料を依頼するのに工事代金を支払う準備が出来ていなければ、
実際に工事や材料を発注することはできません。つまり、その締め切りは建築工事の
進み具合によって決まってしまうのです。
なんだかややこしいわね。
あと2つの管理があります。
安全管理
工事が安全な状態で行われているか、建築現場で実際に確認を行ったり、
安全に作業が行えるように環境を整えることです。確認するタイミングは実際に工事が
行われている瞬間を狙って行う必要がありますので、こちらも締め切りは建築工事の
進み具合によって決まります。
品質管理
品質管理は建物が一定の品質となっているか、出来栄えを建築現場で実際に確認することです。
こちらも確認するタイミングは実際に工事が行われている瞬間を狙って行う必要が
ありますので、締め切りは建築工事の進み具合によって決まります。
結構難しそうですね。
実際にやってみると、想像より更に複雑です。
忙しさに追われる
ここまでざっくり現場監督が行う4大管理とその内容や締め切り、タイミングについて
説明させていただきました。つまり4大管理の業務は全て建築現場の進捗によって締め切りが
決まってくるということになります。
じゃあゆっくり工事をすすめちゃえばいいんじゃない?
それが出来たらいいんだけどね。。。
工事を必要以上にゆっくり進めることはできません。なぜなら、お客様も決まった日付で
新しいお家に住みたいですし、それを自分の都合で遅らせるわけにはいきませんよね?
Amazonだって到着が予定日より遅れたら困ってしまいますよね。
当然と言えば当然よね。
重なる忙しさ
このように工事開始前から完成までのスケジュールをタイトに組み、その進捗を管理し、
そのスケジュールの進捗に合わせて様々な管理を行うのですが、現場監督が受け持つ現場は
1つだけとは限りません。私の勤めている会社では常に10棟~15棟位は同時進行で
管理してます。
思ったよりも沢山受け持っているんだね。
監督が1棟だけしか管理しない会社さんは
あまり聞いたことがありませんね。
更にお住まいになっているお客様に対するメンテナンス業務もこなします。
こちらもお客様あってのことですので、締め切りや予定はタイトに組んでゆかなければ
なりません。この辺りは会社さんによって様々だと思います。
しかし、現場監督が常に何かに追われ、忙しく業務を行っているイメージは掴めたのでは
ないでしょうか。
忙しさから憂鬱へ
このような環境の中で忙しすぎる状況となってしまうと
- 焦りからミスしてしまう
- ミスを挽回するために更に忙しくなる
- 自信を無くす
- 仕事をやらされている感覚になる
- 会社に行くのが憂鬱になる
とてもネガティブな流れになってしまいます。
解決方法 本を読もう
そんな憂鬱な気持ちは本を読んで解決してしまいましょう。
「ブランド人になれ!」
この本はサブタイトルの「会社の奴隷解放宣言」という言葉の通り働き方についての本です。
特に仕事や会社に対しての考え方がたくさん載っておりとても参考になります。
会社は社員のために存在し、社員のためにインフラをふんだんに準備してくれる。
発想を変えれば、サラリーマンには自分のために組織を利用できる特権があるのだ。
・・・出版社に勤めていれば、固定給をもらいながら、編集の仕事に専念できるように、
営業や宣伝はほかの社員が協力してくれる。・・・君のデスクもパソコンも会議室も
提供してくれる。・・・会社はオレのために存在する便利なインフラだ。
会社が持つ便利な機能を思いっきりつかいきってやる。
田畑伸太郎著「ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言」幻冬舎 より
会社は「人材」や「レンタルオフィス」など様々な価値のある便利なインフラです。
なぜなら個人で仕事をしている環境から比べるとものすごく贅沢な環境だからです。
僕はサラリーマンだけど
中々そうは考えられないな。。。
考え方の転換ですね。
考え方を転換できるとやりたいようにやってやろうという気持ちが湧いてきます。
例えば現場監督の例で言えば、業者さんを手配する際により効率の良いやり方を試してみる、
新開発された製品や管理システムを使ってみる、新たな業者さんを探し取引してみるなど、
自ら考え行動できることはたくさんあるはずです。
会社から仕事をやらされるのではなく、会社という与えられた環境を使い、
好きなように仕事に取り組めれば、自然と憂鬱な気持ちも無くなっているのではないでしょうか。
本を読んで憂鬱な気分を減らそう
忙しすぎて会社に行くのが憂鬱な時は「ブランド人になれ!」を読んで、贅沢な環境で仕事が
できているという発想を持ちましょう。なぜならそう考えることにより会社を自分のために
使ってやろうという気持ちになり、自ら考え行動できるようになってくるので、
自然と憂鬱な気持ちがおさまってきます。
また、読書は無駄になることはありません。
この本を読んで気持ちや考え方が変わらなかったとしても、そんな考え方もあるんだと
知ることができれば、自分の考え方の視野が広がり仕事に対する見方が変わるかもしれません。
自分自身も気づかない内に成長できているかもしれません。
本には自分を成長させるヒントが詰まってます。ぜひ手に取って読んでみてください。